相思相愛かも「シンクロニー現象」
シンクロニー現象とは
シンクロニー現象とは、「同調効果」と呼ばれる人間関係で起こる効果のこと。
恋人や仲の良い友達、尊敬している相手と喋り方や仕草、口癖が似てくる現象。
反対に、親しくない相手や嫌いな相手との間では起きないといわれている。
同調効果の例
- 歩く歩調が一緒。
- リアクションが被る。
- 服装、口癖が似ている。
- ノリが合う。
etc...
こういった現象が起こっているなら、それは憧れを持っているもしくは信頼している証拠である。
男女でお互いに気づかずに似せていってしまっているのであれば、相思相愛の可能性もあるだろう。
掛け替えのない存在
同調効果が起こる友人は簡単には見つからない。
だからこそ、見つかった時には掛け替えのない存在になるのではないだろうか。
異性に好かれているか確かめたい時は、シンクロニー現象を参考にしてみると良いかもしれない。
豚からの臓器移植が可能に?
十数年前から考えられていた動物から人への臓器移植。
人体に合うように哺乳類の内臓を改変し、動物から人への異種移植が実現すれば、臓器の安定供給が可能になる。
そして異種移植ドナーとして研究が進められているのが豚である。
異種移植とは
ある種の個体から別の種の個体に、生きている細胞、組織、または臓器を移植すること。
現在研究が進められているのは人の臓器を豚の体で育て、人に移植するというものである。
ミュンヘン大学の研究チームによれば、豚の心臓を猿に移植する異種移植で945日間生かすことに成功している。
問題点・リスク
豚は、ブタ内在性レトロウイルス(PERV)を持っている。人間に対してどのような影響があるのかどうかはまだ分からない。
しかし、感染リスクは大きく危険性があることには変わりない。
米国の研究チームは、この問題点の解決にゲノム編集技術『CRISPR-Cas9』を用いた。
ゲノム編集によって細胞株内のPERVを不活性化させ、2017年8月にPERV遺伝子を不活性化した胚を代理母ブタに移植。
胎児はウイルスに胎内感染することなく、史上初のPERVを持たない子ブタを生むことに成功した。
しかし、倫理的な問題も課題である。
異種移植への道
現在、ドナーが足りていない状況が続いている。
新たな選択肢として考える時が来るかもしれない。
数年後には異種移植の臨床試験が始まるといわれており、PERVの感染リスクを排除するなど、安全性が高まれば実現に近づくと研究者は考えている。
貧困者は欲が少ない?
貧困と言われて連想するものは何だろうか。
スラム街、格差社会、情報弱者など人によって考えは様々だろう。
多くの国々で課題となっているのがこの問題だ。
「貧困は怠慢であり、努力を欠いている」という意見も存在する。
こういった、一方的な解釈での指摘は不快感を覚えるのではないだろうか。
貧困とは
・貧しく生活が苦しいこと
・乏しく欠けていること
この2つが定義である。
貧困の1つの原因としては恵まれなかったために欲求が少ないからではないかと考えられる。
自己実現理論について
自己実現理論とはアメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
下位の欲求を満たすことで、上位の欲求が芽生える。
1.生理的欲求
一番の欲求といわれているのが生理的欲求。食欲、性欲、睡眠欲など生きる上で必要なものだ。
2.安全欲求
2つ目が身の安全、秩序や法による安心感などの安全に関する欲求である。
3.社会的欲求
社会的欲求とは愛情、グループへの所属などへの欲求。
4.尊厳欲求
尊厳欲求は、自尊心や他者から認められたいという欲求。
5.自己実現欲求
最後に、自分がなり得るものになりたいという欲求が芽生える。
ブラジルの政界と企業の癒着
ブラジルでは数年前から汚職問題が取り上げられている。注目されたきっかけはペトロブラス株式会社による汚職事件だ。
ペトロブラス汚職事件
2014年3月から連邦警察のペトロブラス汚職捜査「ラバ・ジャット作戦」によって大規模汚職調査が始まった。
ラバ・ジャット作戦による捜査は国の政治に大きな影響を及ぼし、大手企業の関係者だけでなく、元大臣や元下院議長、現職上院議員の逮捕にも至っている。
ペトロブラス社を巡る汚職疑惑の捜査の中で、建設大手オデブレヒト社と政界との癒着が明らかになり、元社長ら幹部の供述から次々と大物政治家の名前が挙がった。
そして、2010年にミシェル・テメル前大統領が率いていた政党が総額4千万ドル(約44億円)の賄賂を受け取っていることが発覚。
同社の元幹部が検察の取り調べに対し、司法取引に応じて報奨付き供述をした。テメル前大統領は否定しているが、供述の様子を撮影した映像が公開され、同国の政界を揺るがすスキャンダルとなっている。
水道民営化は危険?
2018年12月6日、参議院で水道事業を民営化しやすくする改正水道法が可決され成立された。
改正水道法が可決された理由
市町村の赤字体質が「水道の老朽化」を招き、市町村などの水道事業者は人口減による収入減などで赤字体質のところが多く、老朽化した水道管の更新が遅れていた。
これが水道法改正に至った経緯と言われており、2013年に麻生氏が水道民営化を目指すと断言したことが始まりである。
水道民営化によるメリット・デメリット
デメリット
水道料金が上がると考えられる。
企業が利益を求め、水の質が悪くなる恐れがある。
水道民営化の過去の失敗例
ただ、この水道事業民営化においては、海外ではいくつか失敗例も見受けられる。水道の民営化の失敗例としてよく知られているのが、マニラとボリビアの事例である。
中国の大気汚染による弊害
中国では大気汚染が深刻化している。
その大気汚染が影響し、日本のPM2.5濃度が上昇し人体への影響が懸念されている。
PM2.5とは
聞き馴染みのある言葉ではあるが、何を指しているのか分からない人も多いのではないだろうか。
PM2.5とは、大気中に浮遊している直径2.5μm
(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分の1)以下の非常に小さな粒子のことである。
Particulate Matter(粒子状物質)の頭文字をとったもので、工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物などの大気汚染の原因となる粒子状の物質、全てを指す。
人体への影響
PM2.5による体への影響はどのようなものか。