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貧困者は欲が少ない?

貧困と言われて連想するものは何だろうか。
スラム街、格差社会情報弱者など人によって考えは様々だろう。

多くの国々で課題となっているのがこの問題だ。


「貧困は怠慢であり、努力を欠いている」という意見も存在する。


こういった、一方的な解釈での指摘は不快感を覚えるのではないだろうか。

貧困とは

・貧しく生活が苦しいこと
・乏しく欠けていること


この2つが定義である。


貧困の1つの原因としては恵まれなかったために欲求が少ないからではないかと考えられる。




自己実現理論について

自己実現理論とはアメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。



下位の欲求を満たすことで、上位の欲求が芽生える。

1.生理的欲求

一番の欲求といわれているのが生理的欲求。食欲、性欲、睡眠欲など生きる上で必要なものだ。

2.安全欲求

2つ目が身の安全、秩序や法による安心感などの安全に関する欲求である。

3.社会的欲求

社会的欲求とは愛情、グループへの所属などへの欲求。

4.尊厳欲求

尊厳欲求は、自尊心や他者から認められたいという欲求。

5.自己実現欲求

最後に、自分がなり得るものになりたいという欲求が芽生える。



まず、自分の欲求を理解する

この理論が正しいとするならば、家庭環境や教育環境が原因で内面から貧困になってしまう人も多いと考えられる。


この理論を理解することは自分への理解を深め、自身の成長や貧困を減らすことに繋がるかもしれない。