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遺伝子組み換え豚


筋肉の肥大化した豚

このカンボジアで飼育されている豚だが、遺伝子組み換えによって誕生した豚であると考えられている。本来であれば、筋肉を肥大化させないようにミオスタチンによって抑制されているのだが、それを遺伝子組み換え技術によってミオスタチンを抑制し、誕生したのではないだろうか。


2018年韓国の研究チームが遺伝子組み換え豚によって、1頭の豚から今まで以上に食肉をとることができるようになったと発表した。


しかし、ミオスタチンを操作するとアキレス腱などの骨格筋を骨に結びつける組織が脆くなり怪我をしやすくなることも報告されている。




品種改良で肥大化した牛

突然変異でこの様なことが起こることもあり、ゲノム編集などとの違いがわからない点も議論されるところである。


倫理的な問題や、安全性を危惧する声が上がっているが、農家への技術の販売は行われている。



食卓にこれらの肉が並ぶ日も近いかもしれない。


日本で流通する遺伝子組換え - 世界の裏側

ゲノム編集技術とは - 世界の裏側

種子法廃止による民間企業参入 - 世界の裏側

携帯電話の危険性

携帯電話のマイクロ波

携帯電話にはマイクロ波と呼ばれる、極超短波が出ている。そのため、脳に影響があるのでは?との疑問も多い。
さらに、たくさんの電波中継塔の設置により、さらに影響がでるのではないかと危惧されている。


携帯電話から発信されるマイクロ波は、脳中枢に吸収され、ホットスポット現象というものが起こり、頭痛や脳の麻痺、脳腫瘍や、ぶどう膜メラノーマ(目の癌)が引き起こされる原因にもなると言われている。



では、どうするべきなのか

・携帯の長時間の使用を控える。
・電話をする際イヤホン等を使用し、耳に近づけない。

現在、携帯は必需品だ。だが、多少の危険性は理解しておくべきではないだろうか。

ゲノム編集技術とは

遺伝子組み換え技術とは

組み込みたい遺伝子を、受け手となる生物に導入する技術。全く類似しない別の遺伝子を導入することができるため、自然界では起こりえない生産者や消費者にとって有能な品種を作ることが可能となった。

しかし、どの遺伝子に組み込まれるか分からず、成功率も低い運に頼った技術だと言われている。

そのため、遺伝子組み換え作物との交配による生態系への影響や、安全性が曖昧であるとの批判が多い。

ゲノム編集とは

ゲノムとは生物が持つ全遺伝子情報のこと。
現在、多くの生物のゲノムが明らかにされている。そのため、そのゲノムを切り貼りし、狙った性質の遺伝子だけを編集することができる。

自然界で起こりうる突然変異に似ており、医療の分野でも治療に応用できると言われている。


遺伝子組み換えのメリット

生産者、消費者にとってメリットのある効果の遺伝子を組み込むことによって、コストカットやアレルギー問題の解決策の1つとなった。

デメリット

・どの遺伝子に組み込まれるかわからないため、突然変異も起こりうる。
・消費者にとって有害な成分が組み込まれていると危惧されている。
・安全面が完全に立証されたものでない。
・倫理的な問題。




ゲノム編集のメリット

・狙った遺伝子に目的の遺伝子を挿入することができる。
・自然界で起こりうる突然変異と似ている。
・狙った遺伝子を切り取ることができる。

デメリット

・倫理的な問題。
・区別が難しい。
・新しい技術のため、安全性が確立されていない。
・区別が難しいため、悪用されるリスクがある。

などが挙げられる。

ゲノム編集された女児

2018年11月に中国の科学者がDNA配列を自由に入れ替えることができる技術『CRISPR-Cas9』を使って、HIVに耐性を持つ双子の女児を誕生させた。
倫理上の問題があるという批判が多く、人体実験であるという声も上がっている。

デザイナーベビーが受け入れられる時代になれば、恐らく遺伝子格差なるものができるだろう。

今後どうなっていくのか

今後、安全性のより高いゲノム編集が世間から注目されていくと思われる。

食品へのゲノム編集表示義務等について法整備がされていくと考えられるが、ゲノム編集であるかどうかの判断が難しいため、私たちは知らずのうちに食べているかもしれない。