差別はなぜ起こるのか
アメリカでは徐々に黒人差別が無くなってきているように思えるが、黒人が奴隷であった歴史は長く現在もなお意識的に差別している白人は多い。
白人による黒人男性射殺
アメリカでは毎年100人以上の黒人が、丸腰であるのに関わらず白人警察官に射殺されているのだ。
抗議デモ
アメリカでは警察の暴力に抗議し、黒人差別撤廃を訴える人権運動がずっと行なわれてきた。
2013年以降に起こった警察官による理不尽な黒人への暴力がSNSで拡散され、世界でも抗議は広がっている。
2014年、黒人男性が白人警察官に首を絞められ殺され、2020年5月25日には、アメリカ中西部、ミネソタ州のミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられ亡くなった。
フロイドさんが「息ができない」と訴える様子を撮影した動画がSNSで拡散。そして怒りが広がり、動画でフロイドさんを押さえつけていた元警察官(免職済み)のデレク・ショービン容疑者は第3級殺人などの疑いで訴追された。
翌日26日に抗議デモが事件の現場となったミネアポリスで起こり、さらに抗議活動は西部のカリフォルニア州ロサンゼルスや南部のテネシー州メンフィスにまで広がった。
メンフィスでは、27~28日、参加者たちが
「Black Lives Matter」
「Stop Killing Black people」
「Silence is Violence」
といったサインを掲げて、フロイドさんらの死に抗議した。