ブラジルの政界と企業の癒着
ブラジルでは数年前から汚職問題が取り上げられている。注目されたきっかけはペトロブラス株式会社による汚職事件だ。
ペトロブラス汚職事件
2014年3月から連邦警察のペトロブラス汚職捜査「ラバ・ジャット作戦」によって大規模汚職調査が始まった。
ラバ・ジャット作戦による捜査は国の政治に大きな影響を及ぼし、大手企業の関係者だけでなく、元大臣や元下院議長、現職上院議員の逮捕にも至っている。
ペトロブラス社を巡る汚職疑惑の捜査の中で、建設大手オデブレヒト社と政界との癒着が明らかになり、元社長ら幹部の供述から次々と大物政治家の名前が挙がった。
そして、2010年にミシェル・テメル前大統領が率いていた政党が総額4千万ドル(約44億円)の賄賂を受け取っていることが発覚。
同社の元幹部が検察の取り調べに対し、司法取引に応じて報奨付き供述をした。テメル前大統領は否定しているが、供述の様子を撮影した映像が公開され、同国の政界を揺るがすスキャンダルとなっている。
水道民営化は危険?
2018年12月6日、参議院で水道事業を民営化しやすくする改正水道法が可決され成立された。
改正水道法が可決された理由
市町村の赤字体質が「水道の老朽化」を招き、市町村などの水道事業者は人口減による収入減などで赤字体質のところが多く、老朽化した水道管の更新が遅れていた。
これが水道法改正に至った経緯と言われており、2013年に麻生氏が水道民営化を目指すと断言したことが始まりである。
水道民営化によるメリット・デメリット
デメリット
水道料金が上がると考えられる。
企業が利益を求め、水の質が悪くなる恐れがある。
水道民営化の過去の失敗例
ただ、この水道事業民営化においては、海外ではいくつか失敗例も見受けられる。水道の民営化の失敗例としてよく知られているのが、マニラとボリビアの事例である。
中国の大気汚染による弊害
中国では大気汚染が深刻化している。
その大気汚染が影響し、日本のPM2.5濃度が上昇し人体への影響が懸念されている。
PM2.5とは
聞き馴染みのある言葉ではあるが、何を指しているのか分からない人も多いのではないだろうか。
PM2.5とは、大気中に浮遊している直径2.5μm
(1μm(マイクロメートル)=1mmの1000分の1)以下の非常に小さな粒子のことである。
Particulate Matter(粒子状物質)の頭文字をとったもので、工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物などの大気汚染の原因となる粒子状の物質、全てを指す。
人体への影響
PM2.5による体への影響はどのようなものか。
ベトナム戦争と枯葉剤
ベトナム戦争には枯葉剤が使用され、多くの被害がでている。日本にも影響があった。
ベトナム戦争とは
簡単に言えば、社会主義の北ベトナムと資本主義の南ベトナムとの戦争のこと。
北ベトナムはソ連や北朝鮮、南ベトナムはアメリカや韓国などが支援し、1955年から1975年までの約20年の戦争の結果、北ベトナムが勝利し、社会主義国家となった。
その戦争の際に使われたのが枯葉剤だ。
北ベトナム軍の勢力が潜伏していそうな森林地帯で木々を枯死させ,食料となりうる農作物を処分することを目的としてアメリカ軍によって航空機から散布された。
SIMフリーは諸外国では主流
最近、SIMフリーという言葉をよく耳にするようになった。
SIMフリーとは
SIMフリー携帯とはキャリアに縛られず、どの通信業者とも契約可能な状態の携帯ことである。
大手キャリアは、au、siftbank、dicomoだが、そのキャリアでの月額料金は他国と比べ高額である。
大手キャリアで契約すると、2年縛りや4年縛りなど途中解約すると違約金が発生するなど面倒だ。
SIMロックもされており、他のキャリアのSIMカードを使用できないように制限されていた。
つまり契約した会社の回線しか使えない。
しかし、他国ではSIMフリーが主流だ。
2015年5月以降からはSIMロック解除の義務化が各キャリアに課せられることとなった。
SIMフリーにするメリット
・海外で使用するための海外プリペイドSIMが使用できる。
・格安のキャリアだと回線の速度は落ちるが月額料金がプランによって大幅に安くなる。
・キャリアの変更が容易にできる。
デメリット
・格安キャリアだと場所や回線状況によって速度が遅くなる。
・ギガを多く使えるプランが少ない。
日本の英語教育
学校のレベルが高いと思われがちな日本であるが、ニュージーランドやオーストラリア、ノルウェーなどの欧州諸国に比べると劣っている。
特に英語であるが、日本の英語学習は文法重視の筆記専門の授業だ。
こういった授業では日常会話をできるようになる人も少なく、意欲の低下が目立つ。
日本の授業が悪いと一概に言えるわけではないが、偏差値や点数を重視した教育方法によるデメリットであったと考えられる。
インドネシアの英語教育
インドネシアでは小学校低学年までは単語重視で文法こそ適当であるが、英語での受け答えができるようになる。
文法は小学校高学年から中学校で学ぶのである。
インドネシア人から見た、日本人の印象としては
文法は正しいが会話が苦手。
インドネシア人は会話はできるが文法が適当。
この日本の英語学習法は、文法の間違いを恐れ会話を避けてしまう傾向を強める。
しかし、インドネシア人も英語が話せない人は多い。
インドネシア人でバイリンガルとして活躍している人は語学学校に通っている人、家庭でよく英語を使っている人など努力を行うことで身につける。
英語を話せることは他国の人と話すことができるだけでなく、他にも多くの利点が存在する。